6/14/2008

今週のイベント

先週エントリーを立てられなかったうっぷんを晴らすわけではないが、さらに無駄エントリー第三弾(前の2つよりは脳がらみです)。

トーク
ラボメンバーのポールが、トークに呼ばれているということで、今週その練習をみんなの前でした。

ポールはうちのラボで最も若いポスドクなのに、すでにネイチャー論文を2つも持っている超エリートポスドク。おそらくin vivoパッチの技術なら世界最高クラスの技術を持っているはずである(しかも、なかなかのイケ面ときているから、さらにタチが悪い)。ということで昨日、パスコ・ラキーチ、ワング、マコーミック大先生がいるYale大へトークに呼ばれて行った。

論文
うちのラボから論文が出ていた。

海馬CA1のニューロン(おそらく錐体細胞)は、シータオシレーションのどのフェーズで活動しているかによって、コードする情報が過去の情報か未来の情報か違いそう、という解析結果のようだ。それにしても、難解すぎて全くフォローできず。。。PDFをダウンロードしたどれくらいの人が理解できるのだろうか。。。内容的には、先日のジョセフさんの論文とかなりかぶっている感じか?海馬業界も競争が激化中である。。。。

それはともかく、自分も含めラボのほとんどの人は、この論文がアクセプトされたことすら知らずに世に出た。。。お、うちのラボから論文出てる!、という感じで。。。
(どこどこに投稿しそう、投稿した、くらいの「うわさ」は聞いてはいたけど)

リジェクトならともかく、アクセプトされた時くらいラボのメーリングリストでアナウンスしてくれても良いのに。。。(他のラボメンバーも同じ意見を持っているようである。)

他のラボでは、どうなんだろうか?

ラボによっては、どこどこに投稿して、リジェクトされた、リバイス要求が来た、といったことをラボ内でもっとオープンにするのだろうか?

もしも、もしもの話だが、将来、自分がラボを持つ日が来たら、こういうのはラボ内でオープンにしたい。なぜなら、論文投稿時のやり取り(闘い?)は、仮に関わっていないメンバーでも、学ぶことがたくさんありそうだから。リアルな科学の「社会勉強」だから。

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もう一つ論文がらみ。

ラボメンバーがもう少しで論文を投稿するかも?ということで、その原稿にコメントした。その論文は自分の名前も入っているから、かなりまじめにコメントした。

論文を書くのはホントに骨が折れる作業だというのは、自分なりによ~~~くわかっているつもりだから、あまり破壊的にならないように、かなり気をつかって、できるだけ建設的なコメントを心がけた。

最近思うことがある。科学力として「批判力」は大事だとは言う。が、表面的な批判だけを強調しても、単なる解説者・評論家的な能力しか育たない気がする。その批判を自他に向け分けられ、それを如何にかわす、もしくは破壊から創造的なもの(やや表現が誇張気味だが)へ創りかえる能力を磨くことを意識した方がより実践的な科学力につながるような気がする。

他人への批判と自分への批判のバランスをとるのは難しい。けど、自分への批判能力を磨くことも実践上は非常に大事だなぁ、と自分に言い聞かせながら書いてみる。と本題とは大ズレ。

そんなことはともかく、この論文、セクシーな雑誌に通りますように。。。(結局はこれ)

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