最近、ちょっとした移動の時、iPodにポッドキャストを入れて聞いている。ネイチャー、サイエンス、ネイチャーニューロサイエンスのポッドキャストが中心(各リンクはポッドキャストへのリンク)。そこまでサイエンス馬鹿か、と言われそうだけど、実際いろいろメリットがあるので今回はそれをネタにしてみる。
メリット1:リスニング練習になる
メリット2:論文を読まなくても良い
メリット3:タダ
各メリットについて補足を。
メリット1。
かなり実践的なリスニング練習になる。もちろん、内容がサイエンスだからというのもある。けど、多様な英語を聞けるのがとにかく良い。いろんな言語を母国語として持つサイエンティストが次々と登場する。英国なまり、アメリカなまり?はもちろん、フランスなまり、中国なまり、日本なまりまで。
実際、アメリカで研究していると、いろんな癖のある英語を相手にするわけで、日本にいた時に聞いていた”typical”な英会話教材とは違う本当の英語を聞ける。
ポッドキャストでは、質問&回答という形式が中心だから、質疑応答のイメージトレーニングにもならなくもない。
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メリット2。
神経科学という文脈では、やはりネイチャーニューロサイエンスのポッドキャストはお薦め。最新版は、先日の学会特集で、面白い話題がいくつか紹介されている。ネイチャーに掲載された神経科学の論文がこちらでネタにされることもよくある。論文の著者が直接登場して解説するから、正確さという点ではこの上ない。記憶の残り方も、論文を読んだ時より鮮明な気もする。
ネイチャーとサイエンスのポッドキャストの場合、内容が自分の分野と全く違うトピックが多く、聞いてもよくわからんことが多い。。。(英語以外の問題と信じている)
けど、絶対に読まないであろう論文のアウトラインを知れるのは、ひょっとしたらひょっとして良いことがあるかもしれない。
まだないけど。
ポッドキャストは30分くらいの長さで適量。
聞き終わってもまだしばらく移動し続ける必要がある場合、その内容を自分なりに「反芻」したりするともっと効果的だと思われる。つまり、アクティブリスニングする時間をとれるとさらによし。
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メリット3。
アマゾンにお金を払ってコンテンツをダウンロードする必要はない。タダだから、例えハズレネタでも、聞くのを途中でやめても痛くも痒くもない。ウェブ登録してiTune経由で簡単にダウンロードできる。
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結論
貧乏科学者にとってこれほど良いものはない。
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