5/24/2008

夏のプロポーザル

この週末は、メモリアルデーの3連休。これから長い夏に突入である。NJ州は4月頃まで寒いから「春」は1ヶ月くらいしかないことになる。といっても今は、暑過ぎず過ごしやすい季節ではある。春から夏への移行は、気候というより日で決まるようである。

大学は卒業式も終わり、構内が閑散とする日がしばらく続く。この時期は同時に大学院生のプロポーザルの季節でもあるようで、自分のいるCMBNでもいくつか予定されている。日本でいうところの中間報告のようなものである。

ラボの大学院生リアドも1週間後にプロポーザルをする。我がハリス・ラボの記念すべき第一号である。昨日、50ページにも及ぶプロポーザルの論文を提出したということで、打ち上げとしてラボの数名でバーへ行った。

日本の学位のことを聞かれた。

自分の場合、中間報告はなかったし、ディフェンスにあたる学位審査も30分くらいで終わった。

それを話すとえらく驚いていた。。。
日本に行こうかな
と。。。

大変さは大学や人による、と一応フォロー(?)はしておいた。

それはともかく、順調なら1年後くらいに、彼女はディフェンスをクリアして、PhDになる予定である。

2 comments:

takezo said...

お久しぶりです。確かに日本の博論は他の国に比べたら楽なんだろうなぁとつくづく思います。(学士や修士もしかり)
自分もしっかり頑張らないと・・・。
そういえば、来月に行われる神経科学会の全国大会にShuzoさんのボスがいらっしゃいますよね?大会前後のシンポジウムでもハリス先生の発表があるので聴きに行く予定です!!トピックもど真ん中なので。楽しみにしております!

Shuzo said...

takezoさん、こんにちは。

神経科学に限って言えば、日米の最大の差は、神経科学をシステマティックに教える制度がしっかりしているということでしょうか。少なくとも私の時代は、カンデル先生の教科書を輪読会で勉強するくらいしかソースがなかったです。

こちらでは、発生から計算論までしっかり大学院生を育て上げている印象を受けてうらやましいです。

そうえば、ケンが日本に行くようですね。
私が知っている範囲で3回もトークするとか。。。ラボからたくさん論文が出ているわけでもないのに、良いのか?、と少し心配ではありますが、自分のボスが日本でも有名になることはとてもありがたいことです。

彼のトークの感想などをぜひ聞かせてください!